インフルエンザ流行で学級閉鎖で解熱鎮痛剤がなくなった時の対処法
インフルエンザ流行で学級閉鎖や学年閉鎖に
薬局で咳止め・解熱鎮痛剤などの薬が品切れ
WHOの定義によれば「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」こと
お家でできるセルフメディケーション
セルフメディケーションといえば、うがい・手洗い・マスクの他にも昔から伝わる自然療法があります。
一例を紹介します。筆者も普段お世話になっているアイテムです。
喉や咳が出た時にはれんこんパウダーを使った「コーレン粉」
れんこんの中でも節の部分に薬効成分が多く含まれています。
節まで入ったれんこんパウダー。
飲み方
- 小さじ1のコーレン粉を鍋に入れ水100cc入れて沸かす
- 自然塩をほんの少々入れる
- 沸騰直前で火を止め出来上がり
そこまで手をかけられない場合は、湯呑に入れたコーレン粉と水を入れレンジで1分位ずつ温めてもいいです。
風邪のひき始めや腹痛・下痢のような場合に「梅肉エキス」
青梅をすりおろして土鍋でじっくり時間をかけて煮詰めていった、黒くてとてもすっっっぱいエキスです。
1kgの青梅から耳かき1杯程度しか作れない貴重なエキスです。
風邪のひき始めや腹痛・食中毒や下痢のような場合に「梅肉エキス」をティースプーンですくって直接なめていただいてもいいですし、お湯や炭酸水で割っても飲めます。
幼少期、身体の調子が悪いと母から「梅肉飲んだ?」といわれるほど、家庭の常備薬的存在です。
打ち身・ねん挫・肩こり等に「里芋湿布」
里芋には炎症を抑える働きがあります。
使い方
- 里芋粉をボウルに入れ、少しずつ水を加えながら耳たぶよりちょっと硬めに解く
- ガーゼやに広げキッチンペーパーやボロ布に厚さ5㎜に伸ばす(周りを1cm程残すと貼る時に、中身がはみ出て来なくきれいに貼れます」
- 里芋でかぶれやすい方は、お肌に純正ごま油などをあらかじめ塗ってから里芋湿布を貼るとかぶれにくいです
- 貼った後は、膝や足のように盛んに動かしていると落ちてくるので、サポーターやテープなどで固定しても便利
- 剥がすタイミングは、里芋の働きから4時間がベストです。 まだ炎症部分が赤く熱を持っている時は張り替えです。 重症時には1日4回。軽傷時は1日3回。慢性疾患には1日2回です。
急性の場合や状態の程度によっては、病院を受診も必要です。
いざという時に家庭の中で身体を守れる技があると安心です。
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