コラム
紅麹進化系
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さおりん/健生堂です。健康と発酵食品の良さを伝え30年になるのですが、ニュース番組「ウェークアップ」によると紅麹問題で専門家が「温度や酸素量によってもまったく違うものが出来る」と発言されてました。
今回のサプリメントではプベルル酸が入っていたそうです。
家庭や昔ながらに作られた発酵食品は今回の紅麹問題とは方向性が違うと感じました。
理由を書きますね↓
プベルル酸とは?
まずプベルル酸とは何かをまとめると
→青カビ由来で強い殺菌力があり抗生物質として使われています。
マラリアを殺菌する毒性もある強い成分です。
これが話題のサプリメントに高めの濃度で使われていたと思われます。
「昔ながらの発酵食品」と「製薬会社の発酵」の違い
昔からの発酵食品や一般家庭には出来ない発酵のさせ方があります。
特別な設備を持つ製薬会社の工場だからこそ出来る、発酵食品の製造工程があります。
それは、
- 急激に加熱する
- 酸素量を一定に保つ
- 温度は自然な温度帯で作る
- 環境を制御して一定に保つ
- 長時間にわたって同じ温度を保つ
という作業は伝統的な作り方をする蔵や一般家庭では中々出来ません。
蔵や個人で発酵食品を作る場合、おかれた環境を制御出来ないので製薬会社で作るような精度のものは通常に考えると作りにくいと思われます。
まとめ
今回のニュースを見て「紅麹全体が危ないっていう考え方にはなりづらいのかな?」と思いました。
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